テルメいづみ園~静岡県・天城湯ケ島温泉 2020年の温泉(44湯目) 8月21日
2020年に行った温泉下田の外浦海水浴場では存分に5時間楽しみました。最後の仕上げは天城湯ケ島温泉のテルメいづみ園。今年の44湯目です。
天城山麓の自然と、主成分が硫酸塩の温泉は、伊東の市街地に泊まって海で肌をさらしたこの旅の締めには最適。他にも夜9時まで入浴できる温泉の候補はありましたが、迷わずここにやって来ました。
残念ながらまったく撮影をしていないので、海での娘の姿を掲載しておきます。


カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩温泉
(低張性 アルカリ性 高温泉)
源泉名及び湧出地 二百枚温泉 湯ヶ島31号
伊豆市湯ケ島下小屋2796‐4
調査及び試験年月日 平成28年11月29日
泉温 53.6℃
湧出量 136㍑/分(動力3.7kw 水中ポンプ)
水素イオン濃度(ph値) 8.5
陽イオン 493.0㎎/㎏
(ナトリウムイオン 251.2㎎/㎏)
(カルシウムイオン 233.2㎎/㎏)
陰イオン 1076㎎/㎏
(炭酸水素イオン 3.9㎎/㎏)
(塩化物イオン 60.2㎎/㎏)
(硫酸イオン 1007㎎/㎏)
メタケイ酸 50.0㎎/㎏
溶存物質 1622㎎/㎏
成分総計 1622㎎/㎏
※HPでは「自家源泉100%かけ流し」と表示しています。
温泉法の規定では溶存物質の総量が1000㎎/㎏以上ならば「温泉」と認められます。ここの湯は硫酸イオン単体で1007㎎/㎏含有されており、すでにこの規定を満たしています。この成分を代表する効能は「切り傷、やけど」。海で焼けた肌のケアにはここの湯が一番と目論んだ理由がコレです。
さらにメタケイ酸単体で50㎎/㎏以上の含有があれば、これまた「温泉」と認められますが、ぴったり50㎎/㎏含有していると表記されています。化粧水の原料として配合されている物質で、肌にうるおいを与えて整えてくれます。ただし個人的には「美肌の湯」と標榜するならば、最低100㎎/㎏はあってほしいと思っています。
エアコンが無く扇風機のみの休憩スペースでは、清流の流れとセミなどの鳴き声が聞こえるのみ。すっかり日が暮れた自然の風にあたりながら、「大満足」な旅の最後の時間を過ごしました。
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